就活を終えかけた理系大学院生の就活体験記

国公立大学大学院に通う大学院生による就活体験記です。温かい目で見て頂けると幸いです。

【就活】就活,何から始める?(一大学院生の経験をもとに)②#003

前回からの続きです。
前回の①を見ていない方はこちらからどうぞ。

mooooo.hatenablog.jp

ESはフローチャートを頭に入れること,そして多めに書いてから削ること

大学院生は就活にかけられる時間が限られています。特に理系の学生ならば実験実習でかなりの時間を奪われるでしょう。

しかし,ESの締め切りはそんな我々の都合などお構いなしです。ESを出せなかったら,どんなに有望な学生もスタートに立てません。そのため,短時間でもキチンとしたESを出せるようにしたいところです。

ES記述の短縮化としてフローチャートを頭に思い描くことをオススメします。採点する側からすると,読みやすいESは基本的に好印象です。論文も段落の最初だけ読めばその段落で言いたいことが分かるように,ESもそのような流れを構成することが重要です。フローチャートPREP法が有名ですが,いろいろあると思いますのでいつか記事にしてみたいです。

そして,文章量は多めに書くこと。これは基本です。学会や卒論発表で提出する要旨は基本的にそのようにやっているはずです。長めの文章をとりあえず書いてから校正する,そして文章表現や短縮できる言葉を選んでいくことで知的な文章になるでしょう。

とにかくパンフレットをかき集める

会社説明会,特に合同説明会で話される内容は特段その場でしか聞けない内容ではないことが多いです。パンフレットに書いてないことはほとんど言わないですし,パンフレットはそれだけ情報を網羅しています。しかし,説明会で人事が話す内容は聴衆の聞きたいと思っていること(理念,業務内容,今年は働き方改革による福利厚生が非常に注目されました)を中心に話します。これでは情報収集のスピードが追いつきません。

しかしパンフレットさえ手に入れば,こちらで何度も情報を見返せるし,スピードも1社あたり最長でも10分程度でこなせます。気になる会社は一通りかっさらって,読んでもピンとこなければ捨てるくらいの方が効率が良いと思います。だって,合同説明会は1日中回っても10社程度が限度ですから…

就活口コミ,会社の評判は7割信じるべし

みん就,OpenWork(旧:Vorkers),就活会議…
現在,様々な就活口コミサイトや会社の評判サイトがにぎわっています。ニュースで炎上するとその掲示板は盛り上がりますし,選考フローが不明瞭な企業もそのサイト頼みで選考を受けていたりすることもあります。

かつて,東洋経済ONLINEからこのような記事が出ました。(ニトリの採用は、なぜ学生の評判が悪いのか https://toyokeizai.net/articles/-/86646)

この記事を見るかぎり,ニトリホールディングスの採用に対して,就活生はあまりいい印象は持っていないようです。みん就にも否定的なコメントが多いように見受けられます。これはある程度曲げようのない事実として捉えられるでしょう。

しかし,それはあくまで一個人の意見であり,確証のない情報です。自分だけ得をしようという思いで書き込んでいる人はそうそういないでしょうから7割程度は信じてもいいと思いますが,あまりにも行き過ぎた中傷は真に受けない方がいいでしょう。

 

以上になります。