就活を終えかけた理系大学院生の就活体験記

国公立大学大学院に通う大学院生による就活体験記です。温かい目で見て頂けると幸いです。

【就活】業界研究のやりかたに絶対的な正解はない#004

こんばんは。
面接が無い日は安息日ですね。非常に心が休まります。
就活は集合時間から逆算して行動しなければいけないので,
午前中に予定が入ってしまったら憂鬱です。
まあ四の五の言ってられませんが。

 

さて,前回は就活のスタートでとるべき行動,私がとった行動を書きました。
学部生とは違った目線で書かれているので,良ければ見てみてください。

mooooo.hatenablog.jp

今回は業界研究にスポットライトを当ててみようかと思います。
業界研究といっても,就活始めたての頃は全く分かりません。

 

金融,不動産,商社,保険,メーカー,情報通信,コンサル,
マスコミ,人材,サービス,教育,ホテル,公共団体...

f:id:jyanjyan89:20190613215504p:plain

〇ん就に載っている業界一覧。非常に分かりやすい分類ですね。

業界の数を数えただけでも絞るのが大変です。しかもその中から,
一つの企業にしか入れないわけですから,まあ大変。
私もデパートで迷子になったような感覚を覚えました。

 

しかし,この業界には行きたくないという気持ちだけは
しっかりと心の中に定まっていましたし,今考えてもその業界は
現在の就活で候補にも挙げていません。

 

つまり,行きたくない業界は時間が経っても変わらないのですし,
早々に決めてしまった方がいいと思います。私もそうしました。

 

理由は特に何でもいいのです。
残業が多そう,給料が少ない,魅力的じゃない,倫理に反してるetc...

 

業界を選んだ理由は訊かれますが,業界を選ばなかった理由は
面接で訊かれることはまずありません。訊かれた場合は特殊です。
もし訊かれたら,特に魅力的じゃなかったとでも答えましょう。

 

大事なのは志望しない業界に時間をかけないということです。
就活解禁間近になると,どの業界も魅力的に見えてきます。
そんな中で自分の志望業界を絞ってそこに時間をかけることが重要です。

 

志望する業界のウラに志望しない業界アリ。

【就活】業界研究のやりかたに絶対的な正解はない#004

こんばんは。
面接が無い日は安息日ですね。非常に心が休まります。
就活は集合時間から逆算して行動しなければいけないので,
午前中に予定が入ってしまったら憂鬱です。
まあ四の五の言ってられませんが。

 

さて,前回は就活のスタートでとるべき行動,私がとった行動を書きました。
学部生とは違った目線で書かれているので,良ければ見てみてください。

mooooo.hatenablog.jp

今回は業界研究にスポットライトを当ててみようかと思います。
業界研究といっても,就活始めたての頃は全く分かりません。

 

金融,不動産,商社,保険,メーカー,情報通信,コンサル,
マスコミ,人材,サービス,教育,ホテル,公共団体...

f:id:jyanjyan89:20190613215504p:plain

〇ん就に載っている業界一覧。非常に分かりやすい分類ですね。

業界の数を数えただけでも絞るのが大変です。しかもその中から,
一つの企業にしか入れないわけですから,まあ大変。
私もデパートで迷子になったような感覚を覚えました。

 

しかし,この業界には行きたくないという気持ちだけは
しっかりと心の中に定まっていましたし,今考えてもその業界は
現在の就活で候補にも挙げていません。

 

つまり,行きたくない業界は時間が経っても変わらないのですし,
早々に決めてしまった方がいいと思います。私もそうしました。

 

理由は特に何でもいいのです。
残業が多そう,給料が少ない,魅力的じゃない,倫理に反してるetc...

 

業界を選んだ理由は訊かれますが,業界を選ばなかった理由は
面接で訊かれることはまずありません。訊かれた場合は特殊です。
もし訊かれたら,特に魅力的じゃなかったとでも答えましょう。

 

大事なのは志望しない業界に時間をかけないということです。
就活解禁間近になると,どの業界も魅力的に見えてきます。
そんな中で自分の志望業界を絞ってそこに時間をかけることが重要です。

 

志望する業界のウラに志望しない業界アリ。

【就活】就活,何から始める?(一大学院生の経験をもとに)②#003

前回からの続きです。
前回の①を見ていない方はこちらからどうぞ。

mooooo.hatenablog.jp

ESはフローチャートを頭に入れること,そして多めに書いてから削ること

大学院生は就活にかけられる時間が限られています。特に理系の学生ならば実験実習でかなりの時間を奪われるでしょう。

しかし,ESの締め切りはそんな我々の都合などお構いなしです。ESを出せなかったら,どんなに有望な学生もスタートに立てません。そのため,短時間でもキチンとしたESを出せるようにしたいところです。

ES記述の短縮化としてフローチャートを頭に思い描くことをオススメします。採点する側からすると,読みやすいESは基本的に好印象です。論文も段落の最初だけ読めばその段落で言いたいことが分かるように,ESもそのような流れを構成することが重要です。フローチャートPREP法が有名ですが,いろいろあると思いますのでいつか記事にしてみたいです。

そして,文章量は多めに書くこと。これは基本です。学会や卒論発表で提出する要旨は基本的にそのようにやっているはずです。長めの文章をとりあえず書いてから校正する,そして文章表現や短縮できる言葉を選んでいくことで知的な文章になるでしょう。

とにかくパンフレットをかき集める

会社説明会,特に合同説明会で話される内容は特段その場でしか聞けない内容ではないことが多いです。パンフレットに書いてないことはほとんど言わないですし,パンフレットはそれだけ情報を網羅しています。しかし,説明会で人事が話す内容は聴衆の聞きたいと思っていること(理念,業務内容,今年は働き方改革による福利厚生が非常に注目されました)を中心に話します。これでは情報収集のスピードが追いつきません。

しかしパンフレットさえ手に入れば,こちらで何度も情報を見返せるし,スピードも1社あたり最長でも10分程度でこなせます。気になる会社は一通りかっさらって,読んでもピンとこなければ捨てるくらいの方が効率が良いと思います。だって,合同説明会は1日中回っても10社程度が限度ですから…

就活口コミ,会社の評判は7割信じるべし

みん就,OpenWork(旧:Vorkers),就活会議…
現在,様々な就活口コミサイトや会社の評判サイトがにぎわっています。ニュースで炎上するとその掲示板は盛り上がりますし,選考フローが不明瞭な企業もそのサイト頼みで選考を受けていたりすることもあります。

かつて,東洋経済ONLINEからこのような記事が出ました。(ニトリの採用は、なぜ学生の評判が悪いのか https://toyokeizai.net/articles/-/86646)

この記事を見るかぎり,ニトリホールディングスの採用に対して,就活生はあまりいい印象は持っていないようです。みん就にも否定的なコメントが多いように見受けられます。これはある程度曲げようのない事実として捉えられるでしょう。

しかし,それはあくまで一個人の意見であり,確証のない情報です。自分だけ得をしようという思いで書き込んでいる人はそうそういないでしょうから7割程度は信じてもいいと思いますが,あまりにも行き過ぎた中傷は真に受けない方がいいでしょう。

 

以上になります。

【就活】就活,何から始める?(一大学院生の経験をもとに)#002

大学院1年生,私は大学院生になると同時に就活生に向けて一歩を踏み出しました。
大学1年生の入学式以来の緊張感でした。研究室に行くと,担当教員が開口一番,

 

 今日から大学院生だから,学部生とは違う目で見るからな!

とのお言葉。

 

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当時の私はこの言葉は単なる景気付けで,学部時代の延長戦,モラトリアムだろうという考えで臨んでいました。しかし,それは甘かった...。

 

まず,大学院生の本分は一にも二にも研究です。
学部生の時にも研究しているよ~って?そんなのとはわけが違います。

 

学部生の時はまだ分からないなりに努力することが大事なのです。いわば,下積み期間。ですが,院生はそんな下積み期間を経て入学しているのです。当然,結果を求められます。進捗が芳しくないと怒られる。こんな中で就活も同時並行するなんて,無理ゲーだと嘆いていました。

 

しかし,先輩たちは強い。それらを華麗にこなし,大手企業へと入っていく。
そんな姿を見て僕も学びました,院生の就活はこうやるべきなんだと。それを記載します。

自分の専攻から見て,業界を広く見る

めっちゃ大事。僕はここからスタートしました。自分の専攻している分野はもちろんのこと,それ以外の業界も広く見るべきだと思います。

自分の分野で戦う場合,専門外の人には知識やスキルでマウントを取れますが,逆にそのスキルの高さが他の人よりも抜きんでていないといけません。

しかし他業界を自分の専門分野の視点で見てみると,それはその分野で学んだからこそ分かる一つの考察が出来上がるわけです。他の人にはマネできませんね。

インターンに行く。できれば長期。

これは就活ルールの撤廃とも関係しています。インターンシップはもともと就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができる制度であり,本選考とは無縁の存在でした。

しかし,いまやインターンシップも重要な選考の舞台。青田買いが往々にして起こっているのが現状です。大学院生が研究で忙しいのは非常に理解できますが,そうも言ってられなくなるのでしょう。むしろ,大学院生はインターンシップにいきにくくなる存在なんだという観念が広まるかもしれませんね。

ちなみに長期を勧めるのは,短期が所詮会社説明会の役割しか果たしていないからです。短期でも堂々と選考を謳っていれば,話は別ですが。

自身の研究のルーツ,売りを話せるように

 エントリーシートの多くに学生時代頑張ったこと(通称”ガクチカ”)を記入する欄があるでしょう。もしかしたら,自身の研究内容を記述する欄が別枠で用意されているかもしれません。

大学院生はそこに自分の研究を書くことになるでしょう。
しかも,学部生よりも濃密な内容で。

書きたいことを全て書いていたら,すぐに埋まってしまいます。そこで私は研究内容をそこそこに,研究を始めたきっかけ(ルーツ)とその強み(売り)を書けるようにしていました。

おおよその人はその研究分野に長けていない人が読みます。内容なんか語ってもそこまで凄さは分かりません。それよりも,どうしてこの研究を始めたのか,着眼点はどこなのか,そして,この研究の売りはどこなのか。それらの方が気になります。

世の中には様々な研究者がいますが,彼らは生まれた時から研究者ではないのです。ちょっとした不思議,疑問,好奇心から研究者になっていることが大抵です。それらを書き,面接官の前で説明できるようになる方が難しい研究内容をつらつらと書くよりもよっぽど魅力的でしょう。

 

もっとやるべきことはたくさんありますが,それは次回に書くとしましょう。
面接の時間が近づいて来たので,この辺で失礼いたします。

【就活】プロローグ#001

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就活,それは人生の岐路の一つ。受験が黙っていてもやってくるように,就活がやってくるのも時間の問題でした。

 

現在,私は理系大学院生で研究室に属しており,学部時代にも就活をできる機会がありましたが,その機会をみすみす逃しました。それは理系なら大学院に行っておくべきという固定観念に縛られ,大学院の方が生涯賃金が高くなるだろうという甘い考えゆえの決断でした。

 

このブログはそんな甘い考えを未来の後輩たちに持ってほしくない,ちゃんと考えて就活,院進を決めてほしいという思いを馳せたものになっております。

 

研究に行き詰った時

就活で上手くいかない時

自分の将来が見通せない時

 

このブログが暇つぶしくらいには役に立つかもしれません。そんな感じでよろしくお願いしますm(_ _)m